プラスチックについたサビ汚れ(もらいサビ)

2014-08-15

特にお風呂場や洗面所で発生しやすい、プラスチックや木、ほうろうの表面についたサビ汚れのことを、プロの間では「もらいサビ」と呼んでいます。
ガスレンジの五徳置きなどにも発生しますし、ヘアピンやカミソリなど、サビやすいものが水場に放置されたときに起こりやすく、この汚れは普通の掃除では取ることができなくなってしまう場合もあります。

汚れがとりにくいのは、サビの色素がプラスチックや木にしみこんでしまっているからで、無理にこすり落とそうとして傷がついたり、えぐれてしまったりという場合もあります。
まずは100円均一ショップでも買える「メラミンスポンジ」を試してみてください。かるいもらいサビなら簡単にこすり落とすことができますし、常備しておけばもらいサビが発生しやすいところをいつでも磨くことができます。
液状タイプのクレンザーや歯磨き粉を使う方法もあります。古くなった歯ブラシなどで軽くこすり落としてみましょう。ただしこすり落とす方法はすべて、目に見えない程度でも傷がつくため、ほかの部分と風合いが変わってしまうこともあります。

酸素系の洗剤や漂白剤を塗ってしばらく放置すると、サビの色を出している粒子が溶けて取れやすくなるという方法もあります。「サンポール」「ハイター」等は強力で落としやすくなりますが、プラスチックでは色染みや変色の原因になることもあり、目立たない部分で一度試してみてからのほうが安心です。
また強い汚れものに使う顆粒状洗剤「ハイドロハイター(花王)」をお湯でペースト状にしたものも、もらいサビの色落しに有効です。

金属磨き製品のピカールは強力なクレンザーの一種なので傷や曇りが出やすく、たとえプラスチックがえぐれても、どうしても落としたい強いもらいサビの場合は普通のクレンザーより早くできますが、最終手段と考えておくと良いと思います。

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