サビが出たときの対処方法
手入れができなかったときや、うっかりサビが出てしまったという場合は、できるだけ早く除去して腐食を食い止めるのが大切です。
フライパンやお鍋、包丁のサビは金ダワシやクレンザーで落とすことができます。少し力が要るので市販のサビ落とし剤などを使うのも効果的ではありますが、食品に触れるものなので後でしっかり洗い落とさなければいけません。
そこで、飲み残して炭酸が抜けてしまったり、古くなって飲むには心配なコーラに一晩漬けておき、金ダワシで磨くなどの裏技がオススメです。コーラならもともと飲み物なので安心な対処方法です。
コーラでのサビ落としは台所用品だけでなく、どんなものにでも使えますが、糖分や香料が多量に含まれているので、洗い残した時にいつまでもベタベタしたり、コーラのにおいがすることもあります。気になる方はお酢やレモン汁など、酸が含まれているもので代用できます。
車や自転車のサビ落としに食品を使うのに多少抵抗がある方は、木工用ボンド(白いもの)を厚めに塗って乾かし、剥がし取るという裏技があります。ゴシゴシこすらずに取れるので傷がつきにくく、そのため次のサビが出にくいという特徴がある対処方法です。サビがきれいに取れたあとは必ずサビ止めスプレーや油を塗っておきましょう。
お風呂場など肌に触れることがある場所のサビは、ベビーオイルで磨くという裏技があります。ベビーオイルは薬局で簡単に手に入るので、サビやすいものがあるならお風呂場に常備しておくのも良いでしょう。油なので次のサビが出にくくなるという特徴もある対処方法です。
市販のクレンザーでは水垢落とし・サビ落としに強力なピカールやジフなどが有名ですが、洗浄成分も研磨成分もとても強いので、肌荒れの原因になることがあります。肌が弱い方は特に手袋を付けて使用するか、上記のような裏技で安全にサビ落としするのがオススメです。