サビはどうしてできるのか?

2012-04-20

錆とは金属が酸化することで、金属内の電子やイオンが移動することによって発生します。その原因となっているのは、鉄を溶解する電解質である「水」と、溶解を促進させ安定化させる為の「酸素」です。また、水に強電解質である「塩」が加わると、錆の発生は促進されます。

サビができるメカニズム

サビの発生の仕方1

サビの発生の仕方2鉄を代表に、多くの金属は他の物質を混ぜ合わせて出来た合金です。その為、どうしても完全には混ざりきらず、見た目は平らで均一に見えますが、マクロで見てみると、ムラが生じています。鉄には、エネルギーの大きい部分と小さい部分があります。このエネルギーは乾燥状態では反応しないので、錆びることはありません。

 

サビの発生の仕方3しかし、金属の表面に水が付着すると、水が電解質となりエネルギーの移動が始まります。エネルギーは等しくなろうとする為、大きい方から小さい方へと移動します。
サビの発生の仕方4

 

サビの発生の仕方5エネルギーの大きい部分は放出してしまった為、不安定になってしまいます。 そこで安定しようと近くにある酸素や水と結びつきます。
サビの発生の仕方6

 

サビの発生の仕方7 不安定な初期錆は、時間と共に水が介在して酸素と結合を繰り返し、最終的には安定的な錆(酸化鉄)へと変化し、損耗していきます。
サビの発生の仕方8

 

サビを止める最大のポイントは
水と酸素の介在を防ぎサビ内の結晶水を除去すること
Copyright(c) 2012 株式会社エイチエフェクト All Rights Reserved.
サビを活かすという新技術を備えた防錆プライマーであなたの家・会社などあなたの資産を守る提案する環境エキスパートのエイチエフェクトです。
屋根や外壁、プールに工場などどこにでも使えます。