防錆剤の性能試験

2012-04-20

CCP-117は、サビ止めの性能を試す、過酷な腐食条件であるキャス試験で優秀な成績を示しています。

サビ止めの性能を試すキャス試験とは?

キャス試験は、JIS Z 2371規格に準拠した腐食(錆)の具合を調べる為の環境試験です。その内容は、酢酸混合の塩化ナトリウムに塩化銅水溶液を添加した試験液を用い、試験液温度を50℃とします。これは、中性の食塩水を用いた中性塩水噴霧試験に比べ10倍の促進効果がある非常に厳しい試験で、腐食促進試験として大変効果的な耐食性評価方法です。

CCP-117

【平面部分】
・塗膜表面に腐食生成物は認められなかった。
【クロスカット部】
・腐食生成物は認められなかった。
・周辺部の塗膜のふくれは認められなかった。

市販防錆塗料

・全面に赤褐色腐食生成物が発生。
・塗膜が浮き上がる。
・クロスカット部は塗膜の浮き、膨れが発生。
※120時間で剥離状態となり、試験の続行の意味なく中断。

 

264時間のキャス試験をクリアしたCCP-117は
腐食性の強い屋外環境でも使用可能な活気的な防錆剤と認められています。

 

サビ止め試験 比較

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